もう3年近く乗っている、お姉ちゃんの子供用自転車のメンテナンスしました。
ある時、子供の自転車に乗ってみると・・・
前輪(フロント)のブレーキが、ほとんど効かないことに気づきました。
前輪ブレーキだけの使用だと、体感的に2mくらいは進んで止まる感じです。
(大人の体重なので、子供の場合はもっと手前で止まるのかな?)
これでは、とても危険です!
雨の日や坂道など後輪ブレーキが効かなくなった時には、なかなか止まれません。
このままでは、いつ重大な事故を起こしてしまうかも分かりません。
そこで、ブレーキシューの交換を行うことにしました。
今までなら自転車屋さんに持って行って修理・交換を依頼するところですが
今回は、自分で交換をすることにしました。
(自分の自転車をメンテナンスした際に、工具が一式そろっているためです)
ブレーキシューの交換
ブレーキは、ママチャリなどシティサイクルで使われているキャリパーブレーキになります。
その中でも、シングルピボットの種類になります。
この際、デュアルピボットに、交換した方が良いのだろうか?
(シングルピボットより、デュアルピボットが良いのだろうか?)
シュー単体の交換で500円とすれば、デュアルピボットの交換で1500円・・・
実に悩ましいところですが、今回はシューの交換だけにしました。
(今回はシューの交換でブレーキ性能を確認し、次回の交換時にはデュアルピボットのブレーキ性能を確認しようと思います)
結構ブレーキーシューが擦れています。つるつるですね。
評判の良いキャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) を購入しました。
ブレーキシューの色が何とも言えませんが・・・赤色?こげ茶色?
新品に交換しました。
リムの汚れも綺麗に掃除をして、ブレーキの効果を改善しました。
ブレーキシューの交換をして
工具があれば、誰でも簡単に交換することが可能だと思います。
ただ、左右のバランスなどの調整は、ある程度の慣れと経験が必要なのかもしれませんね。
左右の開きをそれぞれ2mmに保つのが意外に難しい・・・
何度か握ると左右のどちらかに偏る・・・
何度か調整をやり直して、納得のいく調整が完了しました。
で、実際にブレーキをかけると半端ないブレーキ力にビックリです。
大人の力で力強くブレーキをかけると、前輪のタイヤがロックしてしまいそうなブレーキ力になりました。
子供の握力で丁度よい感じです。
これで、定期的に子供の自転車の安全を確保できそうです。